最近3歳の子供とボードゲームにはまっています。
もともとドイツのおもちゃが好きでしたが、子供が大きくなるにつれ遊びの幅が広がり、私も日々おもちゃを検索しています。
いろいろと遊びたいものを購入した中で、今日は我が家でモンテッソーリの教具として使用しているゲームをご紹介します。
コンタクトゲームはモンテのお仕事に最適
現在3歳の子が好きなのが、ドイツのラベンスバーガー社さんの
正方形のカードが140枚入っており、これらをつなげて街を作っていきます。
カードには道路・線路・川が描かれており、それらが単体で描かれているカード、複数(例えば道路と川、線路と道路)描かれているカード、切り替えカード(例えば道路が終わり川が続くカードなど)があります。
対象年齢は5歳~なのでゲームとしては3歳の子には難しいのですが、車や電車好きの子供が一人で黙々と並べる姿を見て、ゲームとしてではなく、ならべるお仕事としてモンテ棚に置いて使用しています。
カードは小さめなので3歳半以降からかなぁ。 小さい子向けには別にご紹介したいものもありますので後程。
コンタクトゲームの遊び方と魅力
こちらのカード、絵がとても美しいんですよね。
日本でいうと、画家の安野光雅さんが描く雰囲気と似ている気がします。
(ラベンスバーガー社は、パズルやカードゲームで有名な会社で絵がステキなものが多いです。)
きれいに道がつながっていく様子は大人でも楽しめます。(私もたまに一緒に並べて遊びます)
我が家での遊び方
①(親が)カードを分類する
②箱の中のケースに以下のようにシールを貼る
「かわ」「かわとせんろ」「かわとみち」「みち」「みちとせんろ」「せんろ」「かわとみちとせんろ」「きりかえ」
③シールの通りに分類したカードを箱に入れておき、子供の手が届くところに置く
④子供がやりたいときに、机やカーペットの上で並べはじめる
⑤1つの種類のカードを並べ終わったら、きりかえカードで他の種類の道へ切り替え。切り替えカードは絵が細かくてよく見ないと難しいので、どれを選ぶかお手伝いしています。
⑥使い終わったら、絵を見ながら同じ種類のカードをまとめ、分類シール通りに片づける
並べるお仕事の効果は?
子どもを見ていて、大好きな道を自分の手でつなげていくことは精神的にも満足できるのだと感じます。
パズルなどと同じように、少しずつ美しい絵が出来上がっていくので、自分でやり遂げたという自己肯定につながるのかなと思います。
他にもこんな効果がありそう。
⇒ごっこ遊びやお話づくりにつながり心を育てる
・ずれないようにカードを合わせる
⇒集中力が育ち、手先が器用になる
・温かみのある絵をよく観察する
⇒注意力や芸術センスにもつながる
つなげて遊べるゲーム
こちらのカード、サイズが小さいのと細かいので2歳さんには難しいと思います。
調べてみたところ、つなげる系のゲームはほかにもいろいろとあるようです。
ステキなものを3つみつけました。
①大好きなドイツSelecta社さんの「くみあわせドミノ」
こちらはカードが木製。
我が家にはSelecta社さんのものも含めいろいろな木製カードがありますが、木製カードは本当におすすめ!!

紙のカードと比べて扱いやすいため ずれたりやぶれてしまって癇癪をおこす、ということも少ないはず
②五味太郎さんの「みちのカード」
こちらはシンプルで配色が限られているので、より集中して取り組むことができそうです。
小さなお子さんから大人まで、ご兄弟でも遊べそうですね。

手頃な価格というのも嬉しい!
③消防車好きにはドイツHABA社さんの「急いでつなげ!消防隊!」なんていかがでしょうか。
こちらはたくさんあるホースの中からつながりそうなホースを急いでつなげていくゲームなので、ゲーム性が高く楽しそうです^^

HABAのゲームも面白いものが多いんですよねー。これも欲しくなってきた。。。
ボードゲームは知育に良い
ボードゲームは知育に良いということは聞いたことがありましたが、このようにおうちモンテ活動にも利用できるとは思っていませんでした。
つなげるお仕事は、パズルが好きな子、並べることが大好きな子、秩序の敏感期中のお子さんにもお勧めしたいです。
最近の私のテーマは「子供は遊んでるつもり。だけど親はモンテッソーリ教育をおこなっているつもり。」なので、これからも我が家の取り組みを書いていこうと思います。