モンテママのこどもと健康に暮らす

モンテッソーリ教育を受けたママが、子供と親が心身ともに健やかに暮らすを目標にした育児記録。

集中現象とおうちモンテの課題

f:id:mysterydrama:20220107233157p:plain

 

我が家では3年以上自宅でモンテッソーリ教育を行っています。

自己流ではありますが、マリア・モンテッソーリの残してくれた著書を読みながら、少しずつ我が家に合うおうちモンテの形ができつつあります。

そんな中で、今日は我が家で決めているおうちモンテルールについてお話します。

 

子どもが集中することで得られるもの

モンテッソーリ教育では、自己選択(自分がやりたいおしごとを選ぶ)をして、集中することを重視しています。

私も集中現象を重視していて、集中すると下のような効果があるのではないかと思っています。

 

自分で選んだことに集中する→満足するまで自分でやり遂げる→精神的に満たされる→やり遂げた自分を好きになる→他人のことも好きになる

 

実際に我が子を観察していると、集中して遊んだ時間が長いときの方が癇癪・ワガママな行動が少なく、本人もニコニコ過ごしていると感じます。

そして、子供の真剣な顔や集中している姿ってとてもステキなんですよね。

見ているだけで親も満たされるんですよ。

 

我が家のおうちモンテルール

遊びに取り組むときはできるだけ集中できるよう、また子供が集中しているときはできるだけ見守るようにしています。

そんなモンテッソーリ教育を意識した生活を送ってはいますが、自宅でモンテッソーリ教育を行うにあたり我が家ルールを作っています。

 

それは

自由時間以外は時間や禁止事項を守ること。

 

たとえば

・「食事」「おふろ」「歯磨き」など、しなければならならないことは、たとえ集中して何かをしていたとしても中断し、やるべきことをするようにしています。

・「水遊び」の時は自由に水を使って良いことにしていますが(もちろん限度はあります)、「皿洗いや料理」の時は水は大切な資源であることを伝え、必要以上に使用しないよう本人にも気を付けてもらっています

 

モンテッソーリ教育を取り入れている幼稚園やお教室では、集中している子はそのままに、他の子達だけで次の予定を行うケースもあると思いますが、我が家では生活リズムや時間を守ることも学んでほしくこのようなルールを定めています。

特に年齢が小さければ小さいほど「生活リズムや日課を守ること」というのは大切で、その後の社会生活を送る上でも練習をしておきたいところです。

 

手探りで始めたおうちモンテ、最初は線引きがあいまいでうまくいかないこともありましたが、少しずつ我が家ルールを確立することで、子ども自身も私も過ごしやすくなりました。

 

自宅でモンテッソーリ教育を行う際の課題

マリア・モンテッソーリの著書では、あくまでも自宅とは別の教育の場でモンテッソーリ教育を実践することを想定した教育方法が記載されています。

そのため、独学でモンテッソーリ教育を学んでも、幼稚園やお教室と同じような環境を作ることが難しかったり、自宅で実践してみるとスムーズにいかなかったりします。

 

私が今難しいと感じているのはこんなこと↓。

親が親であり、教師でもあることの難しさ。

粗大運動や外遊びの取り入れ方。

今回書いたような日常生活との両立。

教具をどうするか。

 

まだまだ試行錯誤の日々ですが、ブログで言語化することで、少しでも子供たちの精神が満たされるような生活ができると良いなと感じています。

今後もマイペースにブログ更新していくので、よろしくお願いしますね。